ボードゲーマーの中では、超有名中の有名どころの一つ、プエルトリコのご紹介(^。^)
プエルトリコを植民地として、プランテーションで名声を得るゲーム。
各プレーヤーは、自分の島と都市を表すボードを1枚ずつ持ち、様々な役割を選択しつつ、町を大きくしてゆく事で、ゲームは進む。
基本的な流れは、農園と加工場を作り、そこに入植者を配置し、作物から製品を加工する。
それを売ったお金で新しい建物を買い、さらに効率の良い製品作成を目指す。
ただし、最終目的は、製品を輸出することで、輸出することで、名声である勝利ポイントが手に入る。
代表のプレイヤーは「開拓者」「市長」「建築家」「監督」「商人」「船長」「金鉱堀」の中から一つの行動を選び、他のプレイヤーも選ばれた行動をそれぞれ行う。自分の選んだ行動は、他の人も同じく行うわけだから、行動に注意しないと、相手を有利にさせてしまう。自分がやりたい事ばかりをやっていたのでは、どんどんと不利になっていくシステムになっている。ただし、役割を選ぶ代表者のみに、特権が設けられており、それを上手に使うことで、有利になったりもする。
- 開拓者
- 農園を一つ取得できる。農園には、インディゴ、サトウキビ、たばこ、コーヒーがあり、特権には採石場を取る権利がある。採石場には、建物の価格を下げる効果がある。
- 市長
- 入植者を船から連れてくる事ができる。特権は一人多く連れてくる事が出来る。
- 建築家
- さまざまな生産施設を作る事が出来る。特権として、生産施設の価格が1ダブロン下がる。
- 監督
- 島の生産設備に応じた作物を生産する。特権は生産物をひとつ余分に生産できる。
- 商人
- 生産物を商店に売る事が出来る。特権は売却価格が1ダブロン上がる。
- 船長
- 生産物を船に乗せる。いわゆる輸出だ。製品を1つ出荷すると1勝利ポイント獲得。特権は1勝利ポイント余分にもらえる。
- 金鉱堀
- これを選んだプレイヤーのみ、1ダブロン取得できる。
以上の行動を組み合わせつつ、相手よりもより多くの製品を作り、より多く建物を建て、より多く出荷する事を目指す。
生産施設を建てるにはお金が必要だから、商店に売りたいが、売ってばかりでは名声は得られない、出荷することで初めて名声である勝利ポイントが手に入るわけだ。
それぞれ脇役もかなり個性的だ。まず商店は製品を1種類ずつしか買い取ってくれない上に、4点しか買い取ってくれない。棚が4つしか無い為だ。インディゴ、サトウキビ、たばこ、コーヒー、トウモロコシと5種類の製品があるにもかかわらず、4点しか買ってくれないのだ。既にインディゴを買い取った商店は、棚が一度いっぱいになるまで、インディゴを買い取ってくれる事は無い。ただし、4つの棚がいっぱいになると、また棚はからっぽになり、また買い取ってくれるようになる。また、「商館」という建物を建てた場合にのみ、既に置かれている商品を強引に押しつける事が出来る。ま、権力に弱い商店なんだな(^^ゞ
次に、出荷する際の船も個性的だ。船はプレイする人数によって変わってくる。基本は3隻。それも、それぞれ積載量が違う。さらに、同じ船に複数の製品を載せる事が出来ない。早い話、商店とは逆って事。一度一つでもトウモロコシをのせた船は、いっぱいになるまでトウモロコシを乗せないと、他の製品を乗せる事が出来ない。
次に、入植者。入植者は専用の移民船に乗ってプエルトリコに到着する。船に乗ってくる人数は「市長」のターンの最後にそれぞれのプレイヤーの生産施設に置かれた入植者よって決まってくる。つまり、最低限生産施設に必要な人数は必ず船に乗ってやってくることになっている。
それぞれの製品は、プランテーション(畑)、生産施設、そこに働く入植者があって、初めて製品を製造することができる。畑ばかりあっても、働く人がいなければ、物は作られないということだ。上手い具合に、畑、生産施設、入植者を取得することが、序盤の目的となる。
製品の売値は、それぞれ違いがあり、トウモロコシ0、インディゴ1、サトウ2、タバコ3、コーヒー4となっている。インディゴは序盤の現金獲得専用と思った方が良い。現金を多く集めたければ、やはりタバコかコーヒーを生産したい。ここで、トウモロコシが売値0で役に立たないのか?と思いがちだけども、実はトウモロコシは生産施設がない状態、つまり畑だけでトウモロコシの製品となる。生産施設と入植者が必要なくなる分、立ち上げが早い。すなわち大量生産に向くという事。トウモロコシを大量生産して、がんがん出荷するという作戦もありということだ。
このゲームは、勝つための道筋が多数存在し、必勝法というのも存在しない。
序盤からの少しずつの積み重ねが得点の差を生み出すので、最後まで緊張感を保ってゲームを進められる。
各プレイヤーが選択した行動を全員が行うので、行動を選択するタイミングも重要になってくる。一般のゲームのように、自分のターンに自分だけの行動という訳ではないから、ある意味平等であり、そこに緻密な相手との駆け引きが生まれてくる。
他プレイヤーに有利にならない行動を取る事が、一つのセオリーになってくる。
と、こうやって、細々と書いていくと、えらく複雑なゲームのように感じるけども、実際はそんな事はなく、事実うちの小3の息子がおもしろがってやるくらいだ。しかも、結構私と互角にやりあっている。カルカソンヌでは、けちょんけちょんにやっつけられる私が、なぜかプエルトリコでは、どっこいどっこいってのは、どういう事だろう(^^ゞ 説明書には12歳以上とあるけども、ルールが理解しやすい分、低年齢でも楽しめるのかもしれない。
世間ではモノポリー、カタンの上をいく面白さと評判なので、機会があれば是非遊んでみてはどう?
Snail評価:★★★★★
発売 alea
デザイン Andreas Seyfarth
人数 3~5人
年齢 12歳以上
時間 90~150分
- 人気度:
- 6%
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