今回はヤポンブランドのR-ECOです。
珍しく日本製のカードゲームです。なんだよ日本製かよ!と言いそうになりますが、侮る無かれ、かなり面白いと評判なので、早速購入。
ちなみにテストプレイは毎度のことながら息子含めた3人プレイ。
プレイヤーはゴミの回収業者となり、未分別のゴミを回収しつつ、ゴミを分別して処理工場へ運びます。一定量まで運ぶと報酬がもらえますが、運べる量には限界があり、限界を超えた場合には不法投棄をせざるを得なくなり、減点となります。
ゲームの流れは、工場に対応するゴミを置く、工場から出た未分別ゴミを回収することの繰り返しです。
工場にゴミを置いた際に4個以上ゴミが置かれていれば得点発生で、積まれている得点カードを1枚もらいます。
回収された処理工場からは、現在置かれているゴミ+1個分の未分別ゴミが常に排出されます。
ゴミを置いた工場に置いてある未分別ゴミは、必ず全て回収しなければなりません。しかしプレイヤー(すなわち回収業者)はゴミを5個までしか運べません。それを超える枚数を受け取ってしまった場合には、即不法投棄をすることになります。不法投棄分はプレイヤーの前に得点と共に伏せて置かれ、得点集計時には1枚につきマイナス1点となります。
ルールとしては非常に簡単ながらも、所々にトラップが仕掛けられていて、悩みどころがほどよく散りばめられています。プレイ時間20分~30分とありますが、3人プレイ程度なら慣れれば10分ほどで終わるので、かなりお手軽な部類に入ると思います。
得点カードが0、1、2、3、-2、4、5と重なっていて、回を重ねる毎に得点が増えていくのですが、途中に-2が入っているあたりがポイントです。-2ごときと思いがちですが、意外にこの-2が痛かったりします。-2を出来るだけ取らないようにしたいところですが、ここにも抜け道があり、同色の得点カードは2枚取らないとカウントされないルールになっているので、-2を取っても1枚だけならば-2ポイントになりません。このルールをどう使うかで展開が大きく変わってきます。-2ポイントを過ぎると、あとは4,5と2枚しかカードが無く、意外にこの2枚はポンポ~ンっと取られてしまい、ゲームオーバーとなりますから、-2を誰がどのタイミングで取るか?が勝負の分かれ道といっても間違いないでしょう。
また、不法投棄においても、なかなか熱い戦いがあり、3枚のゴミが置かれた工場には、必ず4枚の未分別ゴミがあるので、この工場にゴミを置く際には、手札が残り2枚以上ある場合には必ず不法投棄になってしまいます(2枚以上+4枚以上ね)。ですから、得点カードは取れるけども、不法投棄になってしまうというジレンマが発生します。どの工場から回収するのが、一番得点が高いかを計算しつつ、臨む事になります。
不法投棄を一切せずにゲーム終了したプレイヤーには不法投棄した人数分のボーナスポイントが入るので、不法投棄しつつも、ガンガンポイントを稼ぐか、さもなくば、不法投棄を一切せずに、健全にポイントを稼ぐかも悩みどころとなっています。
ということで、お手軽カードゲームにしては、かなりバランス良く悩みどころが散りばめられていて、良質のゲームだと思います。席順によってかなり勝ち負けが別れると思うので、席順を毎回変えるとかの工夫をすれば、さらに良いかと思ったりします。
あ、あと、ちょっとカードが華奢ですね、もっと丈夫なカードていうか良質なカードにして欲しかったなぁ。もっともっと売れて、カードの枚数とかも増えた豪華版とか出れば嬉しいなぁ。
Snail評価:★★★★☆
プロデュース企業/団体:カワサキファクトリー/グランペール
ゲームデザイナー:川崎 晋
イラストレイター:小山 喜弘
プレイ人数: 3~5人
プレイ時間: 20~30分
対象年齢: 8歳以上
- 人気度:
- 14%
カワサキさんの作品は同人の中でもよく出来ています。ただ、どうしても値段が少し高くなるのが、辛いところですね。
少しでも普及させていきたいところです。
>>1 やすやす6700さんへ
ま、高いと言っても、面白さからしたら、上出来な値段設定と思います。
この1セットで、末永く沢山の人と交流を持てる事を考えると、とてもお買い得な価格です(^。^)
もっと高くて良いので、カードを良くしたいですね。
このゲームはシャッフルが大変なんですよね。どうしても同じカードが束になってしまいますから。
なので、トランプなどで行うリフルシャッフルをしちゃいたいんですが、紙のカードですからかなり気をつかいます。そこで、豪華版としてプラスチックカードを作って頂けると、思う存分シャッフル出来ますよね。
どうでしょ?ヤポンブランドさん(^。^)