Not quick a Nine

納得いかない!!

12 2006

マウスピースを作りました。

仕事のお話をするのは久方ぶりになります。
先日とある図面が送られてきました。

P1030650-s.JPG

どこかで見たなぁ……と思って見ていたら、部品名に「マウスピース」と書いてありました。それを見てピンと来ました、サックスかなにかのマウスピースでした。
ここにリードを取り付けて「ぶ~~!」と吹くわけですね。

ただ、図面を見てみると、どうも腑に落ちない部分が多く、そのままでは見積もりできませんよと伝えると、見本を送るから見てくれという話になりました。
見本が届いてみると、案の定図面では表せない湾曲した部分がありました。この見本から採寸して3Dモデルデータを作成し、NCとマシニングで3D加工する事になると、時間で計算すると、普通に売っているマウスピースの10倍ほどの値段になってしまいます。それでも良いか?と伝えると、納期1週間に間に合うのなら……という話で商談成立しました。

早速仕事で空いた時間を利用して、3DCADにてモデルを作りはじめました。微妙な曲線は採寸出来ないので、目見当で曲面を作成し、後から現物の寸法とCAD上での寸法を微調整していきました。

NC旋盤で円筒部分を加工した後は、何度も加え直しや別方向からの加工をしたくないので、モデルを見本とは若干変えました。マシニングでの加工は1方向から1回となるようにアンダーカットの無いように、見た目では分からない程度ですが、曲面を調整(^^ゞ まぁ、ぱっと見は分からないでしょう。

3Dモデルが出来たら、それを元にNC旋盤、マシニング加工をします。材質はエボナイトという樹脂でした。初めて使う材料ですが、楽器などではよく使うものだそうです。これ、削るとなんか変なにおいがして、嫌でしたねぇ。
削った切り粉は茶色っぽいのに、個体のままだと黒に見えるんですよねぇ。

で、できあがった物を羽布で磨き上げるわけです。
綺麗に磨き上げてできあがったのが画像の物です。
本来メーカー品などなら、正面に来る部分に格好良いネームなんかが入るんでしょうけどもねぇ、これには一切無しです(^。^)

本物と見比べても、見劣りしない出来になりました。
……が、、、これでキチンと音が鳴るんでしょうか?そればかりが心配(^^ゞ
なんせ、私はピアノやギターはやってきましたが、管楽器はめっぽう苦手で、やった事があると言えば、唯一学校でやったリコーダーくらいのもんですよ。

さて、このマウスピースで音が鳴るかどうか、またの機会に報告いたしますね。

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2 Responses to “マウスピースを作りました。”

  1. こんにちは。興味あるなぁ(^^) 画像見て すぐ マウスピースって分かりましたよぉ(^O^)。懐かしいなぁ。

    私はサックス(テナー)、クラリネット 吹いていたので・・・ 
    まぁ今は サックスは売っちゃいましたが(だって、大きいし 保管場所がね・・・)、クラリネットはまだ持ってます。

    確かに、マウスピースは消耗品だから 何度か買い替えをしました。
    リードを取り付けて ぶぅ~って吹くのですが、 それを取り付ける金具もあるのですが、マウスピースのどの部品にも自分にあった相性はある!!!と私は感じて使用してました。
    材質はエボナイトという樹脂なんですかぁ・・・しらなかった。

    がぶっ!!っと噛んだら 歯型がつきました 笑

    たまに吹きたくなるんだよねぇ~ 苦笑 

    でも すごいなぁ マウスピースも作っちゃうのね!すごい!!(><)

  2. >>1 馬豚さんへ
    今日お得意さんとお話していたんですけどね、このエボナイトって材料を削っている時に、いやぁ~な匂い(うん○っぽい)がするんですよぉ。
    こんもん口にくわえるの嫌だよねぇ……と言うのが、お互いの感想でした(^^ゞ

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