SANSPO.COM コラム甘口辛口にて、時津風部屋でのシゴキについて書かれているんだけども、そういう問題じゃないだろ?って突っ込みたくなる。
そもそも、相撲のぶつかりげいこの中で行われる、「かわいがり」という行為は相撲の上達に必要なことなのだろうか?
TVにはさんざん色んな力士OBが出てきては、相撲の稽古の慣習や練習方法について語っているが、どうも言い逃れをしているようにしか見えない。
恐らくこのままマスコミの報道が進んでいけば、時津風部屋だけの問題ではなく、他の部屋での練習方法についても、「問題有り!」となるに違いない訳で、とりあえず今のうちに、「他の部屋でもシゴキはあるけど、そんなに酷く無いんで、新弟子の皆さん来て下さいね」と媚びを売っているようにしか見えない。
相撲の稽古では、疲れて立ち上がれなくなった者を、竹刀で叩いたり、蹴飛ばしたりして、気合いを入れる「かわいがり」という行為が行われるのが習慣らしく、これをすることで、強い根性に鍛え上げるというけど、こんな事をしても、相撲は強くならないと思う。
そもそも、横綱になるような力士はトントン拍子で出世してしまうから、かわいがりなどのシゴキをされる事もない訳だから、しごかれるのはいつまで経っても下っ端の出世できないダメダメ君ということになる。
そしてそのダメダメ君に辞められては、今度は自分が一番下っ端になってしまうのを恐れ、必死で辞めさせないように「かわいがる」訳だ。
部屋から脱走し、帰ってくるとさらに酷いかわいがりが待っているから、それが怖くて脱走できなくなるという悪循環だ。
かわいがる相手がいなくなれば、今度は自分がかわいがられる番かも知れない。 だから、兄弟子達も恐怖心を植え込む為に必死なる。
昔でこそ野球やサッカーも、根性だ!精神力だ!といって、シゴキのような特訓はあったけども、今はあまり聞かない。というのも、そんなことをしても、大したスキルアップにならないのが科学的に分かってきているからだ。
スポーツで上達したいのなら、科学的に効率よく訓練し、そのスポーツを良く理解して、頭を使わなければダメだ。
これは相撲だって同じはずで、どうやって相手のバランスを崩すか、どうやったら最小限の力で効率よく押し出せるか等々、科学的な根拠を元に訓練して行かなければならない。今の状況では国内から新弟子になりたいなどという奴はいないだろうから、今まで以上にどんどんと角界には外国人力士が増えることだろう。今後、グローバル化が進めば当然各国でも相撲について独自に研究してくるところが出てくるに違いない。
そうなれば、愛のムチと称する時代遅れの特訓をやったところで、日本人力士は各国の強豪力士には歯が立たないだろう。
このことに気づかずに出遅れてしまったのが柔道だろうと思う。 オリンピック競技になり、急激にグローバル化が進み、各国が研究してきた。今回の世界柔道における、日本勢惨敗という結果が何よりもそれを物語っている。
いまさら愛のムチだなんだと良い訳をしている場合じゃない、このままじゃどんどん相撲は衰退するだろう。
今回の事件に関しても具体的な処分を言わず、おろおろとしている北の湖理事長だけども、とっとと部屋を閉めさせて、親方は懲戒処分。さらに、他の部屋でも今までのようなシゴキは一切無くし、もっと健康的でクリーンなイメージを打ち出さなければダメだと思う。
評論家に苛立って取材証を取り上げるような、ケツの穴の小さな事を言っているようでは、日本の相撲に未来はない。
この報道を見る度に、相撲に携わっている人達の言動に腹が立って仕方ないので、このエントリもかなり乱れ気味で失礼 

- 人気度:
- 12%
Trackback URL
Leave a Reply