Not quick a Nine

納得いかない!!

緊張のピアノ発表会

とうとうピアノ発表会本番がきてしまいました。

普段はあまり練習をしない息子も、いざ本番前ともなると、不安になるのか、今日出かける直前まで、一人で練習をしていました。
それでも、練習不足の感は否めないわけで、大丈夫??という感じでした。
発表会
そんなんだから、演奏の順番待ちはとってもいや~んな気分でしたよ、ソロの時には無い独特の緊張感です。ソロだと、自分が納得するまで練習をしてるわけだから、それで間違えたら仕方がないや、しゃ~ない。ってなるんだけど、アンサンブルとか連弾ってなると、相手がいるわけで、間違えたときの責任感も人一倍です。今回は相手が息子なだけに、絶対に間違えられないというのもあります。
まあ、簡単な曲なので、所見で弾いてもまず間違えないであろう曲なんですが、それでも不安になっちゃうのが発表会の怖いところです。
結局どんなに完璧に練習したとしても、あの本番前の緊張感ってのは免れようがないんでしょうね。ヽ(´Д`ヽ)

それでも、今回なぜか少しばかり安心感というか、もしかしたらうちの息子はうまく弾けるかもしれないなぁ、という変な期待があったりしました。
というのも、保育園時代の息子の世代はなぜか本番にとても強く、なにかの発表会になると、練習以上の成果を必ず見せてくれる世代でした。息子も例に漏れず、普段はダメダメでも、本番は大丈夫みたいなところがありましたから、もしかしたら、今回のピアノもいけるかも??な~んて期待はちょっとばかしあったわけです。

順番は先頭から9番目、早いんだか遅いんだか微妙なところですが、まあまあ早いほうです。舞台の袖で待つ時間が長いこと、発表会で一番いや~な時間です。

そのなが~くいや~な時間が過ぎると、いよいよ私たち親子の順番です。

いろんな世代の人が発表会に出ていますが、お父さんと連弾なんて一組もいませんから、アナウンスでもそのような話が流れると、会場がちょっとどよめくんですよね、それがまたプレッシャーで・・・。
演奏曲目は誰もが知っている「ウルトラマンのテーマ」です。あの、「う~ると~ら~ま~ん♪」です。

いざ本番、息子に今までの注意事項をしっかりと伝え、演奏を始めました。

私が「タタタタ~~ン♪」と弾くと、息子が続けて「タタタタ~ン、タタタタ~~~ン♪」と軽快に曲は進みます。
1番2番と続けて弾き、最後の締めの音を若干はずしたものの、息子は今までの練習でも無かったような、一番の演奏をしてくれました。本番に強い世代は健在でした。
後から聞いたのですが、会場ではところどころで「う~ると~ら~ま~ん♪」と一緒に歌っていたそうです。とてもうれしく思いました。

息子も今回のことは、予想以上にうれしかったようで、本番前にはほとんど歌いもしなかったウルトラマンの歌を、寝る前まで何度も何度も口ずさんでいました。

少しは人前に出て、みんなを楽しませ、拍手をもらうということの素晴らしさを分かってもらえたかな?って思ってます。

これを機会に、もっともっと音楽を好きになってくれればいいなぁって思っているんですが、どうでしょうねぇ。
男の子は音楽を続けていくのが非常に難しいのは、私自身経験していることなので、続けてくれればなぁって願うのみですね。

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■もうすぐ演奏会[Candy’s Diary]

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