Not quick a Nine

納得いかない!!

蚊がやばいぞ

蚊最近、蚊についてのニュースがおおい。

どうやら、蚊に刺されるとやばいらしい。

山陰中央新報:FLASH24:社会・科学の記事によると、

【ワシントン19日共同】体にとまった蚊はぴしゃりとたたくより振り払う方が賢明かも-。米アルバート・アインシュタイン医大の医師らがこのほど、足にとまった蚊をつぶした際に、蚊の病原体が体内に入って死亡した患者の例を米医学誌に報告、注意を呼び掛けた。

と報じている。

しかし、これまで人類は蚊を「ぴしゃ!!」とやり続けてきたわけで、ここにきて、たった一人がお亡くなりになった程度で、「ぴしゃ!!」の快感を手放すことは出来ないだろうな。

しかし、さらに蚊による恐怖に追い打ちを掛けるニュースが asahi.com : サイエンスで報じられた。
Asahi.comによると

米国で02、03年と続けて200人以上の死者を出した西ナイル熱が、この夏は米西海岸で大流行の兆しを見せている。日本との直行便も多く、厚生労働省などでは警戒を強めている。「ウイルスが侵入してくれば封じ込めは難しい」と専門家が語る一方、流行予防策の柱となる蚊やボウフラの駆除については、ほとんどの自治体で準備ができていない状態だ。

としている。

西ナイル熱は人から人には感染せず、現地で感染した人がウイルスを持ち込んだ場合にウイルスが広まる可能性は低い。新型肺炎SARSのように患者を隔離する必要も生じない。そのため、駆逐は容易だ。
しかし、ウイルスを持った蚊が航空機や船で運ばれて来た場合には、状況は一変する。
蚊の繁殖力は想像以上で、蚊を駆逐するというのは、現実問題不可能に近い。
もし国内で感染が広まれば、ワクチンがない状況下では、蚊やボウフラの発生を防ぎ、蚊に刺されないよう気を付ける以外、感染から身を守る手段はない。

すでに厚生労働省は駆除対策に乗り出しているとのことだが、現在、蚊やボウフラの駆除対策をしている自治体は少数だという。今後の自治体への指導を厚生労働省には急いで頂きたいとともに、蚊をシャットアウトする方法を各自用意すべきだろう。

今はほとんど使われることがなくなった蚊帳だが、もしかしたら、この西ナイル熱の一件で、蚊帳が馬鹿売れするかもしれない。

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