Not quick a Nine

納得いかない!!

欽ちゃんの仮想大賞優勝作品、ペプシCMに採用

ひろぶろ経由で、欽ちゃんの仮想大賞で優勝したピンポンがペプシのCMに採用されたそうです。

Yahoo!ニュースによると

日テレ系「新!仮装大賞」の優勝作のアイデアが欧州など11か国で放送されるペプシ・コーラのCMに起用されることが30日、分かった。過去4度の優勝経験を持つ会社員(32)の昨年の優勝作「ピンポン」で、米映画「マトリックス」さながらの動きを2人の出演者と5人の黒子がアナログな手法で見せるもの。この会社員は、過去の仮装大賞優勝作が英デュオ「ペット・ショップ・ボーイズ」の新曲ビデオに取り上げられたばかり。世界的企業から抜てきを受けたCMは5月中旬から放送される。

ということです。

その世界に注目されたという「ピンポン」が日テレのHPにあります。ぜひ見てください。圧巻です。これを元に、ペプシのMAXという商品のコマーシャルを作ったのですが、完成したペプシCMがPepsi UK Siteにあります。
ここにはメイキングビデオも見られるようになっていて、ディレクターが仮装大賞を見て、CMを作るきっかけになった経緯なども語られています。

この黒子を使うという考え方は、日本人ならではのアイデアで、すばらしいですよね。最先端のCGを駆使した技術もすごいと思うけど、やはりアナログな方法で作り出す視覚的娯楽というのは、CGのそれとは比較にならないほどの衝撃を受けるものですね。
特に仮装大賞でのピンポンの上から見た場面に、転換する場所などは、思わず「おおお!!」と言ってしまいます。
ペプシのCMを見てもらうと分かりますが、どう見てもピンポンの方が面白いし、おおお!という場面がありますね。

どうもペプシCMは黒子を意識的に隠してしまっていて、思い切ったことが出来ていないような気がしますね。
あの黒子っていう存在を日本人は分かっているから、黒子を無いものとして見つつ、黒子がやっている技術的な動作に感動したりするもんですよね。役者一人につき、黒子が3人とか4人とか付いて、それぞれをシンクロさせつつ、映像として成り立つという技術を楽しむものだったりしますからね。
そこが世界の人々にどれだけ伝わるのかなぁと、少々不安になったりします。
このCMは英国、フランス、豪州など11か国で放送される予定で、米国、日本でも放送を検討中となっています。おそらく日本でもMAXを売り出すでしょうから、流れるでしょうね。ただ、せっかく日本人がかかわって作っているのだから、日本バージョンてのを思いっきりはじけて作ってくれると、TVに向かって「よ!!待ってました!」とか言っちゃうんだけどなぁ。
これからは、こういう逸材をいかに育てて、世界へアピールしていけるかが大切なんだろうなぁ。
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