Not quick a Nine

納得いかない!!

あるある捏造の止まらない連鎖

すでに今朝から各局ニュースで流れていますが、『あるある捏造、98年放送分「レタス快眠」も嘘』だそうです。

「切っても切れない食との関係」に詳しいことが書いてありますが簡単に要約すると……

千葉科学大の長村洋一教授の元にあるある取材班が訪れ、「レタスには快眠効果があるらしいので、ネズミによる実験をお願いしたい」と依頼があり、教授自身も興味があるということで、取材を受けたらしいのです。
実験をしてみたところ、ネズミはいっこうに眠らず、ネズミを使った快眠実験は大失敗となってしまいました。その日、取材班はがっかりして現場を後にしたそうです。
ところが、放送当日番組を見てみると、実験大成功の映像が流れていたのです。驚いたことにネズミがちょっと動かなくなったところだけを利用して、「眠った!!」などのテロップを流し、あたかもネズミの実験が成功したかのような放送をしていたらしいのです。
しかも、長村教授や助手たちが実験をしたにもかかわらず、その映像と共に流されていたのは、全く関係の無いとある都内大学教授のコメント映像だったそうです。
そして、そこに登場したのが「ラクッコピコリン」という快眠物質だったのです。
教授が初めて聞くその物質について調べたところ、そんな物質名は見つからず、代わりに似たような名前の「ラクチュコピクリン」という物質が見つかったそうです。
実はこの都内の某教授が「ラクチュコピクリン」を「ラクッコピコリン」に読み間違えたらしく、番組内では間違った名前のまま放送されて、今では本当の名前の「ラクチュコピクリン」よりも「ラクッコピコリン」の方が知られてしまっているほどだとか。

試しにざっと「ラクチュコピクリン」と「ラクッコピコリン」をググってみると……正しいラクチュコピクリンよりもラクッコピコリンの方が多くひっかかってきたりして、あるあるの影響力の凄さに改めて驚きます。
日本植物生理学会-みんなのひろば-
こんなのが見つかりました。読んでみると確かにラクチュコピクリンの間違いと書いてあります。
(さらに…)

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