Not quick a Nine

納得いかない!!

タリスマン

s-p1050908ようやく日本語版が発売されたタリスマンを早速購入。
このタリスマンを初めてやったのは、確か高校生の時。
英語のマニュアルとカードを一生懸命に翻訳しながら読んでプレイしていたのを思い出すなぁ。
今でこそ、日本語版が出たり、日本語訳がついているけども、あの頃はそう言うのは少なく、一生懸命仲間内で翻訳しつつ遊んでいた。

日本語版でもあの量の説明を読むのは、ちと嫌だなと思うのに、あれを翻訳しつつ読んでいたってのは、自分の事ながら凄いなぁと思う。

s-p1050900ゲームの内容はRPG風味ではあるけども、至ってシンプルな双六。
数十ある職業の中から、ひとつを選び、魔物と戦いながらキャラクターを強くし、最終目的であるタリスマンを手にいれ、他のプレイヤーを蹴落とすゲーム。

かれこれ20年ほど経って、ようやく日本語版に辿り着いたわけだけども、ちょ~~っと出すのが遅かったんじゃないの?って感じは否めない。
当時、WizardryやらUltimaなどなど、キャラクター育成がメインだった頃ならば、双六をしながらキャラクターを育てるという内容も我慢できたけども、今となっては、目的を達成する為にすることが、モンスターを倒す事だけっていうのは、ちょっと単調だよね。
結局数名で同じ盤上を回ってはいるものの、やっている事はソロプレイに近い。
他プレイヤーに積極的に当たりに行けば、マルチプレイの楽しさを味わえるのかも知れないけど、そういう楽しみ方はメンバーを選びそうだ。

プレイ時間もやや長め。1人あたり大体30分換算で、4人だと2時間以上って感じかな?
まぁ、つまらないって程じゃないけど、レベルアップ一辺倒の単調なゲームになりがちだから、いかにしてメンバーがタリスマンの世界観にのめり込めるかが面白いか面白くないかの分かれ目。
私自身は、100点満点で60点ってところかな。
モノポリーとどっこいどっこいってところ。

s-p1050907とはいえ、フィギュア満載のコンポーネントは単純に心躍るものがある。
うちの息子も、珍しく「やろうよ!やろうよ!」と食いついてきた。
これだけのフィギュアを見ると、やはり塗装したくなる。こんな量を塗装するだけの時間は取れないだろうなぁ。

と、コンポーネントを褒めたけども、悪いところもある。
実は生命力やらのポイントを数える駒が多数入っているけど、これが、非常に使い辛い。
円錐型、とんがりコーンのような形をしているんだけども、摘みづらい事この上ない。これなら良くある木のキューブで十分だと思うんだけども??どうだろ。 初版からこうだったっけか? 初版を確認したいけど、引っ越しやらなにやらでどこかに紛れてしまって、未だにどこにあるか見つかっていなかったりする。 キューブを購入する機会があったらキューブに替えてやるかな。

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