長い間私たちをわくわくさせてくれたチャンピオンズリーグも昨日バルセロナの優勝という形で幕を閉じました。
サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は17日、当地で決勝を行い、バルセロナ(スペイン)がアーセナル(イングランド)に2―1で逆転勝ちし、1991―92年シーズン以来、14季ぶり2度目の優勝を果たした。
バルセロナは前半37分に先制されたが、後半31分にエトーのシュートで追いついた。そして5分後、ベレッチが勝ち越しゴールを決めた。2得点ともラーションがアシストした。
初の決勝に臨んだアーセナルは前半18分にGKレーマンが一発退場となり、人数的に不利な戦いを強いられて終盤は消耗した。
西日本スポーツ / スポーツ速報 より引用
ただこの試合、審判が圧倒的なバルセロナ寄りのジャッジングをしていて、そうでなければ結果は分からなかったと思ったりした。
まずは、最初のGKレーマン退場のシーン。あれ、本来ならあそこで止めずに、その後のゴールを認め、GKにはイエローカードとするのが普通じゃないか?と思う。その方が、その後のゲーム展開を考えても、よかった気がする。一人減った&レーマンの居ないアーセナルとバルセロナでは分が悪すぎるとは考えなかったのか……。
そして、バルセロナの1点目、これもラーションからエトーへのスルーパスの段階で、完全にオフサイドだった。ラーションが触らなければOKだったけども、確実に触っていたし、周りの選手も、もっとアピールすれば良かったのに……ていうか、したかったんじゃないだろうか?ただ、一人少ない状況で、イエローを何枚かもらっている中、あそこで強固な講義をすれば、2枚目イエローでレッドカードということもありうる、いわゆる首根っこを押さえられた状況では、それも無理だったのかなぁ……と。
あの1点を失った後のアーセナルは、もう力尽きてぼろぼろでした。一人少ない状態で、戦う時間があまりにも長すぎたようで、圧倒的に体力の勝っていたバルセロナに手も足もでませんでした。
審判のミスジャッジさえなければ、もっともっと熱いゲームが見られたのにと、非常に残念ではありますね。あの大舞台での審判、しかも、あの瞬間にそこまで考える余裕はなかったのかも知れないなぁ。審判も人間だしね、それがまたサッカーの面白いところではあるからね。
もうひとつ残念なのは、やはりロナウジーニョかなぁ。
あまりにもマークがきつすぎて、あまり自由に動けてませんでしたね。彼がボールを持つと、下手をすると、3人に囲まれちゃって、どうにもならなくなってました。ボールをキープするとディフェンスが総出で囲まれるし、1タッチで出そうとしても、あのアーセナルの守備の前では普通のパスじゃボールを回しているだけになっちゃう。かといって、得意のヒールで後ろへトリックプレイをしようとしても、それを先読みされて、前後に挟まれている姿が何度も見られました。
それでも、あのキープ力は驚異的。確実に敵とボールとの間に体を置く技術は、見習うべきところがたくさんありますねぇ。
とにもかくにも、バルセロナ、エトーとロナウジーニョが居る限りは、安泰だなぁと思ったりする。バルセロナに勝ちたければ、お金をかけてあの二人を引っこ抜くしか無さそう。
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Posted on 5月 19th, 2006 by snail
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