いやぁ日本負けてしまいましたねぇ。それも1-3で。
後半残り10分もない所から3失点というあり得ない展開で、言葉も無いですね。
あんなにできの悪い日本代表は久々だったね
まず前半、中田の話を聞く限りでは、カウンター狙いの戦い方だったらしいけど、あれじゃ好き放題にボールを回させすぎだったんじゃないか?って思う。
そして、仮にボールを回させていたにしても、カウンターでのパス精度が悪すぎじゃないか?
そんな中で反則同然のたなぼたの1点先取……ヾ(℃゜)々 これでいいのか?
それからは、完全に守り一辺倒で、いいところ無し。
後半になって、だんだんと動きが良くなって、相手の足も止まってきた。
足が止まると共に、攻撃がFWへ放り込むだけになり、中央に攻撃が集まりつつあった。
となると、相手側の両サイドややり放題で、オーストラリアの左右サイドががら空き状態。
にもかかわらず、日本得意のサイド攻撃はどうもしっくりいかなかった。
サイドはがら空きだから、ぽんぽんとサイドへのパスはつながり、こんな楽なオーバーラップは無いだろ?って思うけど、なぜかラストパスはつながらない。っていうか、キチンと見てパス出してるの?って思うくらいとんちんかんな方向にセンタリングが行く。駒野ってこんなにセンタリング下手だった?加地がいたら、全く違っていたんじゃ?って思った。
中村が絡んだ中央突破のシーンや、ワンツーを絡めたシーンも多くあったけども、やはりうまくつながったシーンはほとんどない。全体的に中村のボールタッチが良くなかったように思う。中村を早いうちに小野に変えていたら……なんて事も思う。
それと、柳沢はシュートを打たなすぎ、なんでもっと遠くから狙える場面で打っていかない?とりあえず打てるところから打って、驚異を与えておかないと。心理的な攻撃も大切だと思う。
あんな攻撃しているなら、後半20分ほどで大黒とか巻、玉田とかにしていたらどうだったろうね。
そんな中、川口お得意の神懸かりセーブが続いた。「この神懸かりはいや~な予感だねぇ」などと話をしていたそのすぐ後、川口がスローインに飛びついた。転けた。ゴール前はぐちゃぐちゃ。
ぐちゃぐちゃになったFW,DFの隙間から蹴られたボールは、ゴールを守るサントスの脇をすり抜けネットへ……(T_T)あ~あ
っていうかさぁ、予測できるだろ?キーパーがあの状況で飛び出したら、ああなるって事くらい。いままで何度もああいうシーンがあったっしょ?川口君。前のエントリでも話したけど、やっぱし川口、余計な事をするから駄目だよ。二人もDFが競りに行っているのに、そこへGKが行っても意味無いだろに。
このプレイを堺に、日本DFがぼろぼろに。恐らく暑さで体力的にも限界が来ていて、あの1失点で、精神的なダメージから足が止まったっぽい。ゴール前でFWへの寄せが遅く、シュートを打たれ2点目、逆転。
何を勘違いしたか、ここでジーコがDFを一人減らす、大黒投入。あの場面で大黒出されても、やりようがないだろうなぁ?とは思いつつも、この状態でDF2vsFW2なんて場面になったら、やばいんじゃん?って思っていたら、そんな事を話する間もなく、あっさり抜かれて追失点……(・。・;
つ~わけで、FIFAランキング18位のチームが、こんな戦い方で、しかも後半5分足らずで3失点ってのはまるでイリュージョン。
試合が終わった後はTVの解説もお葬式のようになっていて、何も言葉が無いって感じだったね。あの状況の中で、前向きに解説をしなきゃならなかった、岡ちゃん、山本さんがかわいそうだったな。ありゃぁ、誰が見てたって駄目駄目だし、救いようがない負け方。一言「ワールドカップはこれで終了!!」って言いたくなる場面だよ。
4年に一度、出たくても出られない選手がほとんどなんだから、もっと悔いの残らない戦い方をしてほしいと思う。外人を見ていると、ゴールへの執着心が凄い。なにしろがむしゃらにボールを奪いに行く姿はすばらしいと思う。
是非あと2戦、見ていて「よくやった!」って言えるような、ワクワクするような玉回しを見せて欲しいと思う。
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Posted on 6月 13th, 2006 by snail
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