Not quick a Nine

納得いかない!!

私を夢中にさせるフライトシミュレータ

私がパソコンを始めたのは小学校高学年の頃でした。
近所の駅ビルにある、NTTのブースで「パソコンを体験しよう!」って感じのコーナーがあり、ノートに名前を書くと、1時間パソコンを自由に借りさせてくれました。 友達と何の気無しに駅ビルに遊びに行き、興味本位で触ったのがきっかけでした。

当時のパソコンというと、PC-8001でした。そのブースに置いてあったのもこれで、パソコンといっても、キーボードを叩くと文字が出てくるだけのもので、なんもできません。
試しに「1+2」なんて打ち込んだところで何が出てくるわけでもありません。単純に改行されるだけで何も出てこない。
プログラムという物を打ち込まないと動かないということを、その後同じくそのブースに入り浸っている浮浪者風のおじさんに教わり知りました。

数年後、PC-9800シリーズが発表され、その画面上でフライトシミュレータを見て衝撃を受けました。確かナイトランディングをするシーンで、小さなドットがきれいな誘導灯に見えて、感動したのを覚えています。
そんなフライトシミュレータの中でも出来が良かったのが、MicrosoftFlightsimulator(以下MSFS)です。

ところが、このソフト、困った事になかなか満足のいくスピードで動いてくれないんですよ。
新しいバージョンのMSFSが発売されるたびに、胸をわくわくさせながらソフトを起動しますが、その遅さに絶句します。
結局そのソフトが満足に動くようなパソコンというと、その時期に出ている最高スピードのパソコンでないとだめで、1年後、2年後になって、ようやくマシンのスペックが追いついてくるという状態です。
ようやくマシンが追いついた頃には、また新しいMSFSが発売され、またマシンが遅くなってしまう……、もう悪魔の連鎖とでもいいましょうか。

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それから20年以上……、今ではMicrosoft FlightSimulatorXです。小さなドットが誘導灯だった事が嘘のように、今では「これ写真?」って思うくらいのシーンが、リアルタイムで動くようになりました。
が、、、やはり悪の連鎖は同じで、今回に至っては、現状あるパソコンでどんなにスピードの速い物を使ったとしても、満足のいく速度では動かないのでは?と言われているほどです。
幸いうちは自営で、CADCAM用に比較的高速なマシンを使っている事もあり、仕事が終わってから、一人会社でシミュレータを起動して遊んでいます。

このソフト、、、やっぱりまともに動くようになるのは、年末すぎなんだろうか……。
家にも新しいパソコンが必要かなぁ……と思ったりする。
パソコン、MIDIキーボード、エレクトーン、なんか欲しい物がありすぎて、どうすっかな?って感じ。
お金っていくらあっても、足らないですねぇ。

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