SANSPO.COM コラム甘口辛口にて、時津風部屋でのシゴキについて書かれているんだけども、そういう問題じゃないだろ?って突っ込みたくなる。
そもそも、相撲のぶつかりげいこの中で行われる、「かわいがり」という行為は相撲の上達に必要なことなのだろうか?
TVにはさんざん色んな力士OBが出てきては、相撲の稽古の慣習や練習方法について語っているが、どうも言い逃れをしているようにしか見えない。
恐らくこのままマスコミの報道が進んでいけば、時津風部屋だけの問題ではなく、他の部屋での練習方法についても、「問題有り!」となるに違いない訳で、とりあえず今のうちに、「他の部屋でもシゴキはあるけど、そんなに酷く無いんで、新弟子の皆さん来て下さいね」と媚びを売っているようにしか見えない。
相撲の稽古では、疲れて立ち上がれなくなった者を、竹刀で叩いたり、蹴飛ばしたりして、気合いを入れる「かわいがり」という行為が行われるのが習慣らしく、これをすることで、強い根性に鍛え上げるというけど、こんな事をしても、相撲は強くならないと思う。
そもそも、横綱になるような力士はトントン拍子で出世してしまうから、かわいがりなどのシゴキをされる事もない訳だから、しごかれるのはいつまで経っても下っ端の出世できないダメダメ君ということになる。
そしてそのダメダメ君に辞められては、今度は自分が一番下っ端になってしまうのを恐れ、必死で辞めさせないように「かわいがる」訳だ。
部屋から脱走し、帰ってくるとさらに酷いかわいがりが待っているから、それが怖くて脱走できなくなるという悪循環だ。
かわいがる相手がいなくなれば、今度は自分がかわいがられる番かも知れない。 だから、兄弟子達も恐怖心を植え込む為に必死なる。
(さらに…)
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Posted on 9月 28th, 2007 by snail
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