奥さんの実家にお泊まりしている子供達を、迎えに行きました。
ちょっと時間が中途半端に余り、長男が「なにかボドゲしようよぉ」と提案。
ところが、車の中にはあいにくカタンとアクワイアしかなく、仕方ないのでアクワイアをチョイスしました。
うちの息子は、このゲームで以前大負けしたので、やりたがらないナンバー1のゲームだったので、再評価させるのにはもってこいのチャンスとなりました。
そんなこんなでいき込んで始めたんですが、なんせしばらく振りなもんで、私自身もルールを忘れている始末。
改めてルールを熟読して、さらに初めてのメンバーもいたので、掻い摘んでルール説明をし、ようやく始める事が出来ました。
このゲームは、幾つがあるホテルの株を売買し差益で儲けつつ、さらにM&Aを繰り返して儲けてやろうという、ホリエモン顔負けのルール。
プレイヤーは手番に手札である番号チップを1枚ずつ置いていきます。番号チップが連続する場所に置かれたら、即ホテルチェーン設立となります。空いている好きなホテルチェーンから1つを選んで、番号チップ上に置きます。ホテルチェーン設立のご褒美として、そのホテルの株券を1枚もらえます。
手番には3枚まで株券の購入する権利があり、盤上にある好きなホテルチェーンの株を買う事が出来ます。
ホテルチェーンが大きくなればなるほど、株の価値が上がっていきます。どんどんと大きくすれば、それだけ儲かるわけです。
さて、先ほど株の売買と書きましたが、手番に許されているのは株を買う事だけという所がポイントです。
ホテルチェーンが出来上がる度に、 株を買っていくと、当然資金が直ぐに底を尽きます。
ではどうするか? そう、吸収合併、すなわちM&Aです。
盤上にできあがったチェーン同士が繋がるようなチップが置かれると、そこでM&Aが行われます。
大きなチェーンが小さなチェーンを吸収し、ここで初めて株を売る事ができます。
小さなチェーンの筆頭株主と第2株主に対して、かなりの額の配当金が支払われ、さらには吸収された株を売ったり、大きなチェーンの株に交換したりできます。
ここで小さな方のチェーンに支払われるというのが、第2のポイントでしょう。吸収された方が、運用に回すお金が増えるわけです。
当然大きなチェーンの筆頭株主ならば、ゲーム終了時には大きな金額になるけども、それではゲーム中に資金が底を尽きるわけです。
そこで、巧い具合に吸収される側になりつつ、資金を増やし運用していくのです。
つまりは、なるべく大きなチェーンを作り、さらに大きなチェーンに吸収される方が楽なわけです。
11個のチップを超えるとホテルチェーンはM&Aしなくなります。巧い具合に大きなチェーンの筆頭株主になれたら、今度はどんどんとホテルを大きくし、M&Aできない大きさにしてしまえば、あとはさらに大きくして、株価が上がるのを待てば良いのです。
と、ここまで分かっていながらも、そう巧く事が運ばないのがボードゲームの面白いところです。
どこにチップを置いた方が得なのか、ひと手番ごとに、みんなで悩む姿や、大金を手にしてニヤける姿は、性格が出る場面で、何度見てもおもしろい(^。^)
結局2回やって、私はどちらも2番手という結果に。
色々言うわりには、大して強くなかったり(^_^;
さて、このゲーム、私としてはどうもお金をやりとりするのが億劫だなぁって思うんですよね。このゲームにお金のやりとりじゃない方法を採用できたら、素晴らしいのに。
ただ、子供達にはストレートにお金のやりとりをするゲームの方が、受けが良かったりします。
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Posted on 9月 14th, 2009 by snail
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