Not quick a Nine

納得いかない!!

パンデミック(Pandemic)

アメリカのズィーマンゲームズから発売されたパンデミックを購入。
ボードゲームというと対戦型のゲームが多い中、久々に協力型の良いゲームが出てきた。
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世界に蔓延する危険なウィルスと撲滅するべく、プレイヤーは一致団結し戦うわけなんだけども、このゲームはシステムが非常にきつくなっていて、おいそれとは勝利できないようになっている。
ルールには初級から上級まであるが、初級はまだしも、上級はマゾか?って程キツイ設定になる。

ウィルスと戦うメンバーは5つの職業(衛生兵、急派担当官、熟練工、科学者、研究者)から1つを選んでゲームに臨む。

衛生兵は感染の除去のエキスパートで自分がいる場所のウィルスを一気に駆除できる他、ワクチンが開発されているウィルスに関しては、アクションを消費せずに駆除することが可能。
急派担当官は移動のエキスパートで自分以外を移動させたり、誰かの元へ急遽駆けつけることができる。
熟練工は拠点建設のエキスパートで自分のいる場所に何時でも研究拠点を建設する事が出来る。
科学者はワクチン開発のエキスパートでワクチンの開発を少ないカード数で行える。
研究者は離れた場所にいる仲間と情報の共有する事が出来る。

それぞれの特徴を巧く利用して、いかに少ないターンで効率良くワクチンを開発するかが勝負の分かれ目だ。

今回はいつものように息子と二人でのプレイ。
最初の数ゲームは次々に増え続けるウイルスコマに翻弄され、エピデミックからの連鎖感染でゲームオーバー。
4ゲームほどやられた後に、ようやく初級をクリアした。
それぞれの職業の役割が分かってくれば、連鎖感染でやられる事態には、なかなかならないが、カードがなくなるいわゆる時間切れで終わることの方が多い。 なんだかんだとその場を逃れる事は可能でも、このゲームのクリアはそこではなく、全てのウィルスワクチンを生成することだという事。 逆に言えば、ウィルスの蔓延をアウトブレークしないギリギリに押さえておけば、ワクチン生成を優先させる事も、時には必要という事だ。

とはいえ、まだ私は中級ルールすらクリアしていないし、4人ゲームもまだ未経験と言う事で、次は是非仲間を4人集めて、このウィルスに挑みたいと思う。

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海賊ブラックの決闘

s-der-schwarze-pirat01.jpgこの「海賊ブラックの決闘」は2人遊び専用のゲームです。
箱を開けると、中からかわいらしい木製の大砲と船が出てきて、思わずにやりとします。ボードゲームというよりは、おもちゃという印象のコンポーネントですね(^。^)

購入のきっかけになったのも、この可愛い木製のパーツ達です。

このゲームの一番の目玉はなんといっても船の進め方です。カメラのレンズのほこりを取る為のブロワを使うんです。あの、プハプハ!って空気を送るゴムの風船みたいなやつね。
あれをプハプハやって風の力で船を進めるわけです。

うまく進むときもあれば、まったく進まないときもあったりで、運だけでなく技も必要になってくるあたり、絶妙のバランスです。

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ズーロレット(Zooloretto)

s-zooloretto.jpg今日は久々にボードゲームのお話です。

名前はズーロレット(Zooloretto)ズーというだけあって、そのまんま動物園のゲームです。
このゲーム、先日ドイツゲーム大賞の大賞を受賞したやつなので、おもしろさはお墨付きってやつですね。

プレイヤーは動物園の管理者になって、動物を檻に上手に配置するのが目的です。
以下、私がルールを読んで解釈した概要です。

プレイヤー1人につき動物園を1つ与えられます。動物園には、いくつかの檻がありその檻に入る動物の動物の数は限られています。
限られたスペースに、より多くの動物を配置したいのですが、1つの檻には同じ動物しか入れられません。

テーブルの中央には、プレイヤー数分のトラックと、動物たちの宝庫サバンナ(単なるカードの山だけどね)が広がっています。
 
プレイヤーが手番に出来る行動は以下の3種類です。
1.動物をサバンナからスカウトして、トラックに積み込む。
2.好きなトラックを選び、動物園へ動物を運び込む。
3.お金を使った、様々なオプション行為をする。

1を選択した場合
プレイヤーはテーブル中央のサバンナから、カードを一枚めくります。そのカードは、動物だったり、お金だったり、はたまた売店だったりするわけです。スカウトに行って、お金拾うのか? 売店は拾わないだろぉ?なんてつっこみは無しです。ゲームですから(^_^; ま、やり手の店員をスカウトしてきたと思えばOK?
スカウトしてきたカードは、必ずトラックに乗せなければなりません。それがこの業界の掟なのです。その際乗せるトラックはどれでもOK。

2を選択した場合
プレイヤーは最低でも1枚カードの載っているトラックを選び、動物園へ搬送します。動物は檻へ、売店は売店置き場へ、お金は動物園の資金源となります。
動物は同じ種類のいる檻にしか入れられないので、あぶれてしまった動物は飼育小屋と呼ばれる予備の場所へ入れなければなりません。最終的に飼育小屋にいる動物は動物園にとって無駄ということになるので、ペナルティを支払うことになります。 プレイヤーは飼育小屋へ配置しないよう、上手のトラックを選択する必要があります。
トラックを運び込んだプレイヤーは、全員がトラックを搬送するまで手番は回ってきません。

3を選択した場合
プレイヤーはお金を支払い様々な事が出来ます。
1枚で各檻や飼育小屋にいる動物を入れ替えます。
2枚で他の動物園から1匹の動物を買うことができます。又、自分の動物園の動物を1匹破棄できます。こりゃ、グリンピースが黙ってませんよ(-。-)
3枚で一度だけ檻を1つ増やすことが出来ます。 檻拡張は必須ですよ。

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ナイアガラ(NIAGARA)

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きたきたぁ! ナイアガラですよ。
もうね、これが欲しくて欲しくて(子供みたい)。
このナイアガラの売りはなんと言っても、この豪華なコンポーネントにあります。

大胆にもボードをゲームの箱の上に置いて、滝のように配置する事を前提に作られています。そのボードには二股に別れた川を模した溝があり、その溝に透明で丸いアクリル板を敷き詰めます。このアクリル板を上流から次から次へ押し込む事で、ナイアガラの滝へ落ち込む激流を表現しているという訳です。そのアクリル板上に木製カヌーを浮かべて、いざパドリング!!ですよ(^。^)
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R-ECO

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今回はヤポンブランドのR-ECOです。
珍しく日本製のカードゲームです。なんだよ日本製かよ!と言いそうになりますが、侮る無かれ、かなり面白いと評判なので、早速購入。

ちなみにテストプレイは毎度のことながら息子含めた3人プレイ。

プレイヤーはゴミの回収業者となり、未分別のゴミを回収しつつ、ゴミを分別して処理工場へ運びます。一定量まで運ぶと報酬がもらえますが、運べる量には限界があり、限界を超えた場合には不法投棄をせざるを得なくなり、減点となります。

ゲームの流れは、工場に対応するゴミを置く、工場から出た未分別ゴミを回収することの繰り返しです。
工場にゴミを置いた際に4個以上ゴミが置かれていれば得点発生で、積まれている得点カードを1枚もらいます。
回収された処理工場からは、現在置かれているゴミ+1個分の未分別ゴミが常に排出されます。
ゴミを置いた工場に置いてある未分別ゴミは、必ず全て回収しなければなりません。しかしプレイヤー(すなわち回収業者)はゴミを5個までしか運べません。それを超える枚数を受け取ってしまった場合には、即不法投棄をすることになります。不法投棄分はプレイヤーの前に得点と共に伏せて置かれ、得点集計時には1枚につきマイナス1点となります。
ルールとしては非常に簡単ながらも、所々にトラップが仕掛けられていて、悩みどころがほどよく散りばめられています。プレイ時間20分~30分とありますが、3人プレイ程度なら慣れれば10分ほどで終わるので、かなりお手軽な部類に入ると思います。
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決算日(ZAHLTAG)

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以前から気になっていた、決算日を手に入れる事が出来ました。もう売っていないゲームなので、オークションにて購入。思ったよりも安く購入できたり、出品者がたまたま私がよく見るボードゲームのウェブマスターさんだったりで、非常にラッキーが重なりました。

このゲームは建築会社のオーナーとなって、多くの利益をもたらす契約を結び、より多くの利益を得た人が勝ちという、非常に単純な競りゲーです。

で、なぜ私がこのゲームを欲しがっていたかというと、やはり自分の商売が自営業という事もあって、日頃から相見積もりなどさせられているので、日常的に競りゲーを商売としている訳ですよ。それを商売にしているということは、こういうゲームも、その辺の勘みたいのが必要となるあたりは、勉強になるかなぁと思った訳です。
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プエルトリコ(Puerto Rico)

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ボードゲーマーの中では、超有名中の有名どころの一つ、プエルトリコのご紹介(^。^)

プエルトリコを植民地として、プランテーションで名声を得るゲーム。

各プレーヤーは、自分の島と都市を表すボードを1枚ずつ持ち、様々な役割を選択しつつ、町を大きくしてゆく事で、ゲームは進む。

基本的な流れは、農園と加工場を作り、そこに入植者を配置し、作物から製品を加工する。

それを売ったお金で新しい建物を買い、さらに効率の良い製品作成を目指す。

ただし、最終目的は、製品を輸出することで、輸出することで、名声である勝利ポイントが手に入る。

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カルカソンヌ(Carcassonne)

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週末に友達数名を集めて、会社の事務所でゲーム会。
本当は屋上でという話しだったのが、実際外に出てみると、ちょっと寒くね?って事で、急遽事務所に変更。

んで、やったゲームはカルカソンヌ、ゴキブリポーカー、6ニムト。時間が無くてこれだけだったけど、それはそれで楽しめたかなと。

中でも、評判の良かったのはカルカソンヌで、ルールが簡単なわりには考えさせられるゲームで、見た目にも地図が出来上がっていくのが楽しい。
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ゴキブリポーカー(KAKER LAKEN POKER)

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今回はゴキブリポーカーです。

私がこれを知ったのはすごろくや:イチオシ10ゲームでした。

で、早速購入だ!と思ったら、これがどこにも売っていない。なんでよぉと思ったら、どうも高円寺0分 に書いてある通り、伊集院光のラジオ番組で、このゴキブリポーカーが取り上げられていたらしく、どこも品薄状態なのだとか。すげーです、伊集院光効果。

近々友達と遊ぶ計画もあるから、その前にやりたいんだけどなぁと思い、必至こいて探していたら、ちょっと割高ではあるけどYahooオークションに出品されていた。
早速落札してみると、なんとこの人、有限会社銀河企画の方らしいんですよね。銀河企画にもオンラインショップがあって、そちらではゴキブリポーカーは品切れ中になっているのに、なぜかオークションで割高で出しているという、この矛盾……。これが商売って奴なんでしょうか。そんなせこい儲け方をしなくても良いと思うのだけど……。まぁ、それぞれ裏の事情があるのでしょうけどもね。

で、早速子供と遊んでみる。なんでもかんでも買ってきたゲームは、とりあえず子供らとプレイ。ひっちゃかめっちゃかになりつつ、ルールブックを片手に悪戦苦闘する私と遊んでくれる子供は、なんて良い相棒なんだろうね、有り難いねぇ。

どんなゲームか?っていうと、ゴキブリをはじめ、8種類のいや~んな生き物を押しつけ合うゲームです。
配られた手札から、一枚をおとしいれたい人に向かって差し出します。このとき、そのカードが何のカードかを宣言します。が……、この宣言は本当でも嘘でOK。差し出された人は、嘘か本当かを当てるわけです。当てられたら差し出した人が、外れたら出された人が、そのカードを罰として自分の前へ表向きに並べて行きます。こうして次々にカードを出していき、最初に自分の前に同種類4枚のカードを晒してしまった人の負けです。
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ピット(Pit)

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これも十数年前に買ったゲーム、ピット(Pit)
大勢でやればやるほど大盛り上がりになるパーティーゲームの典型だね。

10種類各10枚の手札を、他のプレーヤーと交換しつつ、手札を全て同じカードにすると勝ち。
ただしその交換方法がルールもへったくれもなく、よーいドンで一斉に交換をする。誰とやっても同じ枚数での交換ならばOK。
だから、人数が多いほどめちゃくちゃになる。みんなで枚数を「2枚!!2枚!!、4枚!!」とまるで競りのよう。

そして、10枚そろった時点で、真ん中に置かれたベルを「チーン!」とならせばOK
2枚同士で交換したら、相手も揃っていたなんて事も、しょっちゅうで、このベルを鳴らすスピードも肝心。

頭もなにも使わない。とにかく手際よく交換した者勝ち。

頭を使うゲームに疲れたときには、こういうめちゃくちゃなゲームも楽しい。

先日、イエローサブマリンに行ったら、こいつの豪華版が売っていて、まだ現役なんだなぁと感心した。

Snail評価:★★☆☆☆

発売元: Winning Moves(ウィニングムーブス)社(US)
7才~, 3~8人用, 所要5~30分, ルール難易度:★

追記:
奇遇にも高円寺のすごろくやさんのブログにも紹介記事が載っていました。
高円寺0分 | ゲーム紹介: ピット
見てみると、随分とシックにまとまっていて、新しい方がデザインが良いぞ。

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